Life Less Ordinary


世界のいろんな場所から気が向いた時にのみなんとなく日記とかつけちゃったりいろんなことに物申したりしちゃおっかな的ブログ。
by tomokingT
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不適切な自己紹介

ようやく新しい仕事が始まり、プー太郎脱出を果たしたともきですこんばんわ。

先週は1週間、会社の新入社員研修だった。
NYで開催されたこの研修には、世界各地のオフィスの新入社員、合計24名が集まった。

最寄のオフィスのみならず、ロス、カナダ、そして中国からも参加者が。

みんな初対面なので、緊張気味。
そんな場の雰囲気をほぐすために、簡単な自己紹介ゲームを行った。
1週間を通して、参加者が順番に自己紹介を行うのだが、ただ普通に自己紹介を行うのではつまらない、ということでゲーム形式に。
題して「2つの事実と1つの嘘」(2 truths and a lie)。

ようするに、自分のことで知ってもらいたいこと2つに、1つの嘘を交えて、どれが嘘かを参加者に当ててもらうというゲーム。

例えば、
1.私は以前、CIAにリクルートされました
2.私には双子の兄がいます
3.私は去年、アメリカ横断の自転車レースに参加しました
どれが嘘でしょう?

ってな具合。
ちなみにこの例題は、実際に参加者の一人が出した問題。
嘘は2番でした。。。。どんなすごい奴だ!

なかなか、興味深い自己紹介が出てくる。
そしてみんな、かなり凝った嘘をついてくる。若干人間不信になりそう。


そんな中、最終日に中国からきたチョウ君が自己紹介をする番になった。
チョウ君、みんなの前に立つなり、おもむろにコンピューターをモニターにつなぎ、プレゼンテーションを始めた。

「実は僕の家族は、四川省にいます。そして地震の被害を受けました。家族は無事なのですが、四川省はひどいことになっています。そこで今日は自己紹介のかわりに、四川省で今何が起こっているのかをお伝えしようと思います。」

と。
若干趣旨は違うけど、みんな関心のある話題なので、他の参加者はチョウ君のプレゼンテーションに釘付け。

淡々と話出すチョウ君。するとプレゼンテーションの写真には、無残な被害者の写真がたくさん出てきた。かなり無残な写真の連続に、みんなどう反応してよいものか分からない。

教室はだんだんと静まりかえる。

そしてついにチョウ君のプレゼンテーションは、最後のページに。
そのページのタイトルは、「四川省大地震に関する3つの事実」。

ん。。。?まさか。。。。
と不安がよぎる。

そのページには、次の3つの点が書いてあった。

1.この大地震のために、米国政府はxx万ドルの支援金を支払いました
2.当社は、この地震のために、xx万ドルの支援金を支払いました
3.当社の社員でも、この地震の被害にあった人がいました

ま。。。まさか。チョウ君。。。とドキドキしていると、チョウ君が言いました。

「さて、どれが嘘でしょう。」

どっひゃー!!!
なんて不適切な応用問題!
ゲームにするようなことじゃないでしょ!!

あまりに微妙なこの自己紹介に、クラスはシーンとなってしまった。

しかも嘘は、2番だった。

会社のダメだし?

これには研修の講師もタジタジ。
結局、「私達個人個人も、是非四川省のためにできることがあれば、することにしましょう」ということでチョウ君の自己紹介は終了。。。。

結局研修終了後に、誰からともなく寄付を集め、チョウ君に適切な機関に寄付してもらうことにした。

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チョウ君の自己紹介は少々不適切だったかもしれませんが、地震の被害の痛々しさは十分に伝わりました。四川省は今でも二次災害に悩まされています。日本からも医療チームが派遣されましたが、同省の復興はまだまだこれからです。インターネット上でも多くの募金を募るサイトがあります。我々個人個人にもできることがあるはずです。

http://www.fujitv.co.jp/charity/event/2008_07.html
http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/detail/1301007/index.html


by tomokingT | 2008-06-02 00:04
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