Life Less Ordinary


世界のいろんな場所から気が向いた時にのみなんとなく日記とかつけちゃったりいろんなことに物申したりしちゃおっかな的ブログ。
by tomokingT
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NYのレストラン#002 - Aki on West 4th

2回目にして既に出会ってしまった。
NYピカイチのフュージョン寿司屋さん、Aki on West 4th。
West Villageにあるこの店で、昨晩ディナーをしたのだが、驚いた。
ここはすごい。

入り口はなんとも謙虚な感じ。
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窓の下に見える赤いネオンライトは、地下にある占い屋さんの看板(レストランとは関係なし)。レストランに入る前に、ここで何を食べるべきか占ってもらってもよろしいし、占ってもらわなくてももちろんよろしい。

内装も結構こじんまり。カウンター席が8席、テーブルが4つくらい。
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ではこのこじんまりとした店の、何がすごいのか。

マンハッタンのお寿司屋さんなのに従業員がほとんど日本人、という珍しさがすごいのではない。
「Sushi Aki」という似たような名前のめっちゃまずいチェーン店があるのに、あえて「Aki」という名前を付けちゃったアグレッシブさがすごいのでもない。

ここのすごさは、メニューの独創性と奇抜な具材を合わせながらも抜群に味をコントロールしちゃう板前の腕がすごい。

この店のテーマはなんと、「カリビアン料理と寿司の融合」。一見邪道と思えるこの取り組みが、かなりイケてるのだ。それもそのはず、板前はもともと、ジャマイカで日本大使付きの料理人だったのだ。さらに東京でも何件かのお店をオープンさせ、今はNYでこの店をやっているのだという。

まず「お通し」からして違う。ワカメといちぢくの酢の物。この変わった組み合わせがなんとも普通に美味しいからすごい。

次にアペタイザーに頼んだ「タイタニック」。
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半分に切ったアボカドを豪華客船に見立てて、そこに「こりゃあ沈むわ」というほどのカニ、アボカド、とびこ、などの具材が山盛り。これを味噌ベースのソースにゴマを足したものでいただきます。アボカドと海鮮が合うのは常識だが、さらにとびこのプチプチ感と味噌の奥深い味がいっそう味を引き立てる。

さらに「シーバスの味噌ソース焼き」。
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これは銀ムツの西京焼きのような風味。そしてこの上下に見える2種類のソースが泣かせる。上は赤味噌のソースだが、北京ダックのプラムソースにも似た香ばしさが特徴。下はゆず味噌のソース。いっぺんに色々な味が楽しめちゃうのがこの店の特徴だ。

そしてメインコース。
最初は「Aki Roll」という、この店の代表的な巻物の盛り合わせ。
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へたくそなカメラマン(僕)のせいでまずそうに撮れてしまったのはご愛嬌。
これがホントに美味しい。左からアボカドとはまち、エビフライとアボカド、そしてフライドバナナとまぐろ。特にこの組み合わせが泣かせる!まさにジャマイカ料理と寿司の完璧なフュージョン。ボブマーレーもびっくり。

最後が「スパイシーちらし」。
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酢飯の上にまず卵が横たわり、その上にサーモン、鯛、まぐろ、エビなどの具材に加え、レタスという以外なものまでが盛られ、わさびマヨネーズと赤味噌のソースがかかっている。さらに!隠し味でバジルの葉っぱまで入っている。安直なネーミングとは裏腹に、なんという複雑な味のシンフォニー!

いやー久しぶりに「フュージョン」でヒット。

フュージョン料理って、得てして奇をてらったは良いものの、「うんまあ珍しいよね」だけで終わってしまう場合が多い。でもここの板前は、本当に味の融合を第一に考え、複雑かつ絶妙なテイストを作り出すことに成功したと言える。

「えー、邪道。邪道コミュニケーションズ。」とか言わずに、是非一度お試しあれ。

お店データ
住所: 181 West 4th Street, New York, NY10014
電話: (212)989-5440
URL: http://members.aol.com/akiw4/
一人あたり予算: 夜50ドル

by tomokingT | 2008-04-25 11:48 | レストランレビュー
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