Life Less Ordinary


世界のいろんな場所から気が向いた時にのみなんとなく日記とかつけちゃったりいろんなことに物申したりしちゃおっかな的ブログ。
by tomokingT
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ステーキ

NYCに帰ってきた。なんだかんだ言ってNYはやっぱり居心地が良い。

会社の近くに、Gallagher'sというステーキハウスがある。
前を通るたびに、ガラス越しに見える肉の貯蔵庫に圧倒される。
東京のワンルームアパートくらいはあろうかという広い貯蔵庫に、肉の塊が陳列されているのだ。
この店のウリは、「Aged Meat」。つまり、この貯蔵庫に長期間置いて熟成された肉を食べさせてくれる。

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前から気になっていたので、昨晩行ってみた。

注文したのはサーロイン。焼き加減は「Medium Well」で頼んだ。
15分後、ウェイターが持ってきた「モノ」に愕然とした。でかい。そしてでかいだけでなく、表面があきらかに焼きすぎで焦げている。さらに、ナイフで切ってみると、中心が真っ赤。カルパッチョかってくらい生。表面がWell Doneで中身がRare。最悪のコンビネーションだ。

さすがに古い肉を生で食べる勇気はなかったので、ウェイターにもうちょっと焼いてきてくれるように頼んだ。5分後返ってきた肉は、表面がさらに焦げていたが、中身はまあまあおいしそうに焼けていた。

やっとの思いで最初の一切れを口に運ぶ。

肉。

肉だ。

肉の味がする。

それ以外なんの味もしない。

でっかい肉の塊を焼いただけ。技術も工夫もなーんも感じられない。

まあ、肉だけで評価して、うまいかまずいかで言ったらギリギリうまいのかもしれないが、本当に肉だけだ。

食文化というのは面白い。アメリカではこれが美味いのだろう。こんな肉料理をフランスで出したら、客は間違いなく「ちゃぶ台返し」を炸裂させるだろう。
日本でもこんな肉が食えるのは、多摩川の河川敷で初めてバーベキューをした小学生が何にも知らずに肉の塊を焼いちゃいましたごめんなさいっていう場合くらいだろう。

何はともあれ、貴重な経験をした。もうしばらく、ステーキはいらない。

by tomokingT | 2006-03-29 23:49
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